2.新時代の経営の方程式
これまでの教育は、会計利益をKGI(Key Goal Indicator)とし、経営の部分的な経験則や経営者の回顧録のようなものが主体で、場数を踏まなければ習得できないものでした。
Nomadoorは、会計利益指標とCSV指標から成る統合目的変数を作り、顧客の幸せを創る外向きの戦略と、幸せを作る人の調達と行動を統率する内向きの戦略を説明変数として、経営の方程式を作りました。この経営の方程式により、古典的経営の予備知識は必要なく、算数的思考で経営を理解することが可能になります。
NomadoorはCSV,SDGsなどのコンセプトが出現する以前から、社会における企業の存在意義を問い続け、経営の方程式は20年の歳月を経て進化し続けています。この経年の厚みは、ぽっと出のCSV、SDGsには太刀打ちできないものです。
また経営の方程式の持論化がスキルであると定義し、研修中に持論化の経験学習サイクルを教え、研修後もスキルの持続的向上を可能とするカリキュラムを開発しました。