事業・人材インキュベーションスタジオ(BIS)

企業は、会社の保全が自己目的化し、社会から遠ざかってしまったように見えます。

「会社は虚像。社会の幸せを創る分業の一手段に過ぎない」ということを忘れ、社会の幸せとは必ずしも相関しない、自社の利益を追い求めていないでしょうか?

その結果、CSV、SDGs、アクセラレーターやコーポレートベンチャーキャピタルなどの取り組みは、本業から距離をおいた“趣味”になっている会社が多いようです。

また、新たな事業を興すベンチャーは、欧米と比べて数・量とも見劣りします。優秀人材は安全を求めて大企業に向かい、欧米のように社会起業家が育つ土壌がありません。

このような状況下、Nomadoorは、社会が求める事業を先読みし、そこに関連企業の人材を副業・兼業・出向で入れ込み、事業を立ち上げ、人材を戻す、事業・人材インキュベーションスタジオを立ち上げました。

事業・人材インキュベーションのプロセスは次の通りです。

【スタジオ・セットアップ】

テーマ選定、参加企業選定、検討プロセス設計、作業環境準備、NDA締結を行う。

【フェーズ1】

スタジオで化学反応を誘発し、斬新な事業アイディアを創出。

【フェーズ2】

参加企業間Win-Winのビジネスモデルに仕上げ、事業計画を作り、関連企業の資金・人材のコミットを得る。

【フェーズ3】

推進体制を整備して事業を立ち上げる。
この一連のプロセスを経て、成長した人材を参加企業に還流する。

BISは、多対多の関係を作り化学反応を起こす。

通常の提携交渉やオープンイノベーションは、1対1の関係でお互いの常識内のアイディア創出に留まります。

BISは、多対多の関係で化学反応を起こす”箱”(=スタジオ)を作り、常識を超えたアイディアを創出し、その過程で人材が育つ仕組みを提供します。