【2021/8/12 ビジネス・インキュベーション・スタジオ(BIS)】
今回は、「ビジネス・インキュベーション・スタジオ(BIS)」のご紹介です。
1.背景
100年前から変わらない既成業種という括りと、それに課せられた規制。この限られた視野の中で企業は自社の利益の最大化に邁進してきました。
足元、技術革新やニーズの多様化が進む中で、新たな利益源を確保すべく、社会課題や生活者の未充足ニーズと自社の強みを強引にくっつけ、必ずしも、生活者が望まない商品・サービスが生み出されています。
またウェブで企業と生活者がダイレクトにつながり、広告や販促への投資が増えています。企業は、100人に対する販促で1人の顧客を得られれば利益が上がりますが、99人の生活者へ迷惑を与えているという認識はありません。
自由主義・競争主義を基本としながらも、生活者起点で商品・サービスが開発され、生活者が望む商品・サービスが紹介されるプラットフォームが求められています。
2.新サービス
企業が特定業界の縛りの中で利益を上げる呪縛から解き放つため、多種多様な企業から選抜された社員を治外法権の“場”に入れます。1対1の提携や、1対多のアクセラレータープログラムと異なり、業界を超えた多対多の枠組みとなります。
参加者は複業で、社会課題や生活者の未充足ニーズを起点に、生活者が本当に欲しい商品・サービスを描き、その後で自社が貢献できることを考えていただきます。(育成を目的とした研修形態もあります)
(株)ビジネス・アーキテクトは、“場”の設計と運営を行います。これは映画製作と同じ仕組みであるため、『ビジネス・インキュベーション・スタジオ(BIS)』と名付けました。つまり、テーマ選定(企画)、論点・仮説設定(脚本)、参加企業の選定(配役)、企業が多対多でイノベーションを起すプロセスや場の運営(ディレクション)を提供します。
現在、ヘルスケアの各業界と保険業界を領域とする“ヘルスケアスタジオ”と、企業起点ではない生活者起点でマーケティングを考える“マーケティングスタジオ”を運営しております。
共感していただける企業様のご参加をお待ちしております。
⇒ https://nomadoor.jp/bis/
3.プレスリリース
業界を超えて新事業を興す異業種プログラム創設 ~
第1弾ヘルスケアスタジオ(フェーズ1 2021年1月~5月)に、
マクロミル、キリンホールディングス、ファンケル、
シミック、ヘルスケアシステムズが参加 ~
【お問合せ先】
株式会社ビジネス・アーキテクト
担当者:鈴木 優美
E-mail:nomadoor@business-architect.co.jp
代表電話:03-6403-4744